2013年5月24日金曜日

カジノで勝って、マカオ中国香港旅行

続・マカオ航空でマカオへ行った――777キャンペーン

 

マカオの裏道を行く。



2012年、春――777キャンペーンで格安でマカオへ来た。
そして行きつけの宿のオーナーと再会し、一晩で1万円近く勝利した。
今回の俺はツイている。
一回目のマカオ旅行では-5000円。
二回目のマカオ旅行では+4500円。
そして今回、3回目となるマカオでは、勝てる気がした。
案の定、初日から大小で好調だった。

   * * *
寝部屋のような安宿の一室で目覚める。

朝の8時には再びリスボアへ。無料でお茶を飲むがてら。
しかし朝はいまいち勝てない。今日はツキがないかも。

あまり勝負には急がず、カフェに行ったり昼を食べたりしながら、再びリスボアへ行き、50だけ勝ちなおして元を両替したりする。そう、元を使う場所、マカオと中国大陸の国境の町――珠海にでも行こうかと考えていた。

ずっとカジノをやっていても勝てないし、なにより旅をしている感じがしない。
あくまで旅とカジノが共存しているからこそ、面白いのだと。
だから行ったことのない地を目指して動き出す。

カジノの無料バスでBorderへ行き、中国人で混雑するゲートを越えた。

だだっぴろい中国本土のオーラを感じる。
珠海ではマックへ行ったり、70元のマッサージをしてみたり。
特に何をするでもないが色々と買い物したり散歩をした――確かにマカオよりは少し安いのだが、もう大陸との国境アービトラージはかなりなくなりつつあるのを感じる。

やっぱりせっかく中国に入るならもっと地方へ行かないとその国の本質が見えないのかもしれない。都市部はもう、かなり都市化している。

その後、マカオへ戻る。ゲートが込んでいるが、1時間もかからず無料バスを乗り継いだりして、タイパエリアへ戻ることができる。

夕方からTaipaにあるGALAXYで、30$だけルーレットで勝った。今日は一応80$勝てたか。

何か食べようとウロウロするがまったく食欲なし。
そういえば朝から色々食べたから満腹で疲れた。
一旦宿に戻って仮眠、そして21時から再びカジノへ――結局100勝てた。今日のあがりというか勝ちは180$。ほんとに調子がいい。

ホテルでチンタオビールを飲んでその日を終える。

   * * *
ぐっすり眠り、カジノにも飽きたので、ホテルをチェックアウトし、地方都市、東ガンを目指そうかと思った。そこからさらに深センを回って香港を目指す旅をしようかなと。

10時半にマカオ出る。
―11時半ジュハイでバスに乗る。
トウガン→シンセン→香港でマカオ帰ったりすれば楽しそう。
バスで2時間半――14時過ぎにチョンピン(常平)を散策。

とにかく土地勘をつかむべく歩いてみる。一泊しようかと悩みホテルを探す。なかなか安くて最安値で70元ぐらいである。土地が安いんだなと感心。

また有名なサウナ街であり、夜遊びマニアが殺到している町らしいが、たしかに立派だったがあまりピンとこない。なんか、この町は殺伐としていてあまり好みではないなと。

色々と安くて立派がホテルが多くて100元で贅沢できてびっくりだが、あんまり街の雰囲気が好きではないのだ。

ホテルも安いがやはり香港に戻ることにしょう。

20時には出てバスで駅にいってシンセンへ。
30分でシンセンへ行けた。近いな!安いし、新幹線みたいな列車に乗れて気分上場。

22時に香港入国。

結局はマカオから香港まで130元と30$以上なんで、まあフェリーで行くよりは高くなったが、この周遊はいい体験だったなと。

さて、どこのホテルに泊まるか。
重慶マンションに行ってもいいが、なんだか気分はモンコックだったのでウロウロ。

噂では一泊100HK$の宿がモンコックにあるらしいが見つからず、代わりにラブホのようなとこに泊まることに。
0時前にFu-shinホテル、チェックイン。7時間でチェックアウト。7時間で160HK$。まさに寝るだけ。まあこの一等地でこの値段は安いし寝るだけだからOKかなと。

足が痛い。よく歩いた。しばし休息と。

   * * *
7時にチェックアウト。
ちゃんと起きれて安心。タバコふかして即効準備して退散なり。
今日は香港満喫する。午前中から昼過ぎまではモンコックをぶらり。


やっぱ香港はエネルギーあっていいね。中国風の町並みはなんだか絵になる。ちょい値は張るが香港宿泊でよかったなと。

うろうろしてたら警察から職質をうけたり、あせったが治安のよさは東京みたいだ。

重慶マンションの優良両替屋に行ってみたり。


しかし雨が振ってきた。せっかくの香港だが天気が悪くて少し残念。
他にも香港のJCBプラザに行ってみたり、だが雨でいかんせん、香港散歩が少しつまらなくなる。まあ、重慶来れて、HSBC口座で遊んだりするだけでも面白いんだけどね。

やっぱり俺は香港が好きだ。
何が好きかははっきりといえないが、物価も高いが、この喧騒がいい。狭い土地を最大限に利用して色々な人種が住んでいる中華系の都市というだけでも、北京や上海、東ガンなどの他の都市よりも面白いのだ。

今回はまた宿泊できなかったが、
次回こそは香港のバックパッカーの日本人宿、ラッキーハウスに泊まってみたいと思う。

そんなことを思いつつ、
またHSBC口座をいじったりするために香港を訪問するだろうと思って、
あまり長居せずにフェリーで160HK$でマカオへ戻ることにした。 

***つづく
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2013年5月16日木曜日

カオサンロードの出会い

二年前――私が初めてタイのバンコクへ訪問したときのこと。

バンコクへ到着したとき、バスの中から取った1枚。
タイのモーチットにある北バスターミナルへ、14時間のミニバスを経て到着した。
しんどい移動だったが、今となってはいい思い出に思える。

そこから安宿の聖地、カオサンへ初めて訪れた。




ネパール人の日本在住者に出会った。何をするでもなく、カオサン通りを歩いていたら、「日本人?」と声をかけられたのだ。ノリノリで、他にも路上の日本人を捕まえ、一緒に飲みに行く展開になった。

彼はケビンさんと名乗る。
僕らはケビンさんの知っているお店にお酒を飲みに行くことになった。




ウイスキーとタバコ。旅行者らしく、屋台の飲み屋で語る。

ケビンさんは遊び人風の人なのだが、コアなところでなんだか信念を持っている人だった。

お金に余裕があるらしく、カオサンには似つかないような一泊600Bの中級宿舎に泊まり、10万ぐらいするらしいヴィンテージのリーバイスのデニムをはいていた。

印象的だったのだが、彼が着ているTシャツ――それは自分の弟みたいにしていた人の形見だと言っていた。自分のバーで働いていて、可愛がっていた兄弟のような弟分だったと。

しかし、ある日、彼は30歳の若さで、自ら命を絶ってしまったのだ――と、今までのチャラチャラしたような表情とは打って変わって、悲しそうな表情をした。なんだか日本人以上に、日本の仁のようなものを持っている人だなと思った。

さらに、タイでよくある買春に関しても否定的なことを語っていた。

「お酒を飲んで踊って盛り上がって、それだけでイイヨ。女買ったり、そんなの全然、嬉しくないよ。飲んで話すのが楽しい。そんな会ったばかりの人で全然知らない人を買っても、全然ダメだよ」

なんだかよくわからない方向に話が進むが、
飲んだ後、彼と一緒にクラブに行く約束をした。

僕は荷物があったので、部屋に戻って荷物を置いて、the Clubというカオサンで有名なクラブに行った。しかし、そこに彼の姿はなかった。彼の宿泊している部屋にも行ったが、鍵がかかっていて人気がない。

そして、なんだかもう二度と会うことはないんだろうなと思った。
旅は、一期一会。
嵐のような人物との出会いは一瞬で去るものか。

その後、ケビンさんを探すがてらクラブに行ったが、やはりおらず。クラブも早々あがり、カオサン入り口の後ろ側で、路上のミュージシャンを眺めた。



アメリカ人好みな曲をかき鳴らす。ベタなんだが、寝る前に通る彼らの音楽が毎日耳に入ってきた。

次の日もまた、日本人旅行者と知り合った。
カオサンでは日本人が宿のラウンジで集まる。
特に卒業旅行シーズンだったり、出会いが尽きない。
ときにDeepな出会いを楽しむために、安宿へ泊まってみたくなる。

しかし、初タイ訪問のこのときから2年以上経った今、
そんな旅行の出会いの思い出があっても、
もはやカオサンに泊まる気はなくなっている。

今でもよくタイには行くが、半分は出張のようになってきたので、そのような青くて若い出会いを味わいたいという気分にはならなくなっている、とでも言おうか、あとタイ旅行者の質も下がっているから、沈没系な人とあんまり絡みたい気にはなれなくなってしまった。

良くも悪くも、タイは、バンコクは都会化している。
カオサンよりも、スクンビットやシーロムのエリアの方が交通の便がいいし、遊びも楽しめる。現地の人と会うにも圧倒的に便利で、都会だ。

安宿、バックパッカー旅行をする醍醐味である「出会い」を、カオサンに求めることはもう今度のタイ旅行の中ではないのかもしれない。

でも、過去の思い出を振り返ってみるのはなんだか懐かしい。
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2013年5月13日月曜日

マカオ航空でマカオへ行った――777キャンペーン

筆者は1年前、マカオへ直行便で行った。 

香港HSBCなどの口座を使ったり、中華を楽しんだり、カジノで遊んだり、色々とDeepではないが日本ではできない遊びができる香港マカオはわたしのお気に入りの旅行地の1つ。

 ただ最近はインフレと円安もあり、物価が高くてあまり行くことがなくなっている。ホテルがちょっと高すぎるのだ。航空券も高い。乗り換え便でも4万近く、バンコク行くのとあまり大差ない料金―― なので安い直行便をうまく利用しない限り、あまり行かない香港マカオ。

1年前は、777キャンペーンといって、マカオ直行便が7700円で売っていて、そのキャンペーンの影響で私はANAと連帯しているマカオ航空に乗った。 

普通では考えられない値段、7700円+サーチャージ・税金で、合計は2.4万円ほど。
1年前は円高だったこともあるが、それにしても安い水準。
そんなわけで、書いてなかったので1年前の搭乗機を。



水曜日、成田発 16:00
時間通りに出る。フランスのエアバス。
エアアジアみたいな小ささだからなんか狭くて落ち着く。しかしガラガラだ。
6月は外れ時期だから、正規で乗る人はいないのかも。

















17時半に機内食。
















これがほぼ夕食か。まあ夜は軽くお菓子を食べるぐらいかね。
コーヒーの見つつ新聞読んで充実の機内時間。
いいノマドワークだなと思った。
マカオ航空はANAと連帯だけあってサービスや気配りもいいし、充実したフライトだった。

――マカオ着 19:50
天気が悪くて着陸に少し時間がかかったが問題なしか。
マカオ空港は初めてだ。こっちはTaipa島のはず。
わたしはいきつけの安宿が本土の方にあるので、とりあえずリスボアがるエリアへ行きたい。

マカオお得意の無料バスがないか探す。
しかし、この時間というのもあるのか、Taipa付近のカジノバスしかない。
どうやらタクシーしかなさそう。
マカオで初めてタクシーを拾った。
















グランドリスボアの近辺まで、タクシー70HK$でたどり着ける。

さて、わたしはグランドリスボア徒歩2~3分の、
威利別墅、Wai leeと読む安宿に4ヶ月前に出会った。
ここを定宿にしようと考えていた、何しろ一泊がシングルで130HK$。
オーナーもめちゃいい人で大好きな宿なのだ。

さて、時間は19時半、ごろ再び威利別墅を訪れ、ワイリーのオーナーさんに再会。わたしのことを覚えてくれた。うれしい。

しかし――ホテルは満室。
そりゃそうだ、ここはマカオで一番の優良安宿。
だがしかし、大きい荷物は預けてくれることに。
「今日は一晩中遊んで、明日また来なよ(笑」
とオーナーさん。ノリ、軽っ!
この人、わたしは大好きだ。

そんなわけでオールして遊ぶかはともかく、せっかくマカオに来たので、わたしはリスボアへ!
















やるのはもちろん、「大小」。
いきなり初戦を制して大胆に勝負し、あっという間に700$勝利!

ついてるな。
直感がさえている。
今日はもっと大勝できる気もする。

22時に荷物を置きホテルに一度戻るが、
なんとラッキーにもワイリーの部屋が一個空く。
無事、泊まることに成功。
ラッキーな奇跡が起きすぎてビックリ。
今日はまだまだ行ける。勝てる。

そんなわけで再びリスボアとグランドリスボアへ。行ったりきたりしつつリスボアで300勝利、グランドで400負けるが、またグランドで500の勝利。――トータル900$の勝利。

このへんで今日は辞めておこうか。
安宿へ戻り、冴えた頭を回して色々考える。

疎外感もある安宿旅だが、旅の緊張感というのは自分を成長させてくれる。

やっぱり保守的になりがちだが毎月海外行った方がいいな。
運あり、勝負あり、そして出会いあり、なんてね。

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2013年5月12日日曜日

ヤンゴンのバーで最後の夜を――

ヤンゴン最後の夜を迎える。

わたしは社長と一緒に、半分アルバイトのような形で、今回のヤンゴン旅行というか出張に同行していた。

3日――実質は中2日。
そんなに時間はなかったが、色々とコアな場所を回って色々なことができたと思う。

まず、その滞在最後となる某日、
わたしは朝は7時にはおきた。
Daddy's home Hotelというシングル一泊10$のホテルで目覚めて、
知り合いが宿泊しているメイシャンホテル方面へ向かう。

早朝のヤンゴン、スーレーパゴダ周辺。


カラスというか鳥がゴミや電線に群がっていて、
新興国、インドにも近い朝を感じる。



イギリス植民地時代の名残もある影響で、一瞬、インドにいるかもしれないという錯覚に襲われることがある、ヤンゴンの朝。暑い国特有の朝の涼しさと静寂がなんとも心地いい。

さて、8時から出張な用事で郊外へでかけたり、貿易関係のある訪問先へと車とタクシーで色々と移動してなかなかあわただしい一日を過ごした。

そうこうして、明日は8時半のエアアジア、バンコク行きに乗ってミャンマーを去る。

なので今夜は何をしようか――同行者と一緒に考え、まずはSAKURA TOWER最上階のSKY BISTORO。

そこで5$もしない夕食を済ませた後、
カラオケKTVのエンペラーに行ってもいいかと考えたが、
ちょっとヤンゴンダウンタウンより北へある、一泊70$ぐらいの出張者での評判がいいエクセレントタワーホテルExcel Treasure Tower Hotel って感じのホテル周辺へ行く。

エクセレント周辺で、タクシーで郊外へ向かう途中とかに目に入っていた、「クラブなでしこ」の表記が気になっていた。

せっかく最後の夜なので、いわゆるバンコクのタニヤ、日本なら銀座のクラブみたいな場所で優雅に出張者っぽい夜のお酒でも楽しもうかと思っていた。

そんなわけで「なでしこ」入店。














いきなり日本人の店員さんがいて日本語で案内してくれる。
しかし最低2時間~、一人30000チャットぐらいだったかな。
とにかく2時間いなきゃいけないし、色々と頼んだら2人で1万円ぐらい飛びそうな内容だったので、残念ながら断念。――やっぱ2時間は長すぎる。明日の朝は早いし。

てわけでその周辺にあったバーにギャンブルで飛び込んでみた。

やたら高級車が止まっているビルの最上階にある、
VISTA BAR!!
ここ、階段で上がったけど、それぐらい価値があるバー。


ビールも200~300円ぐらいで飲めるし、なにより、この眺めだよ!!




































いやあ、最後によくここにたどり着けた。
ヤンゴン最大のパゴダ――シェンダゴン・パゴダの眺めが絶景で素晴らしい。


尚、このバーは運よくWIFIが完備していた。
といってもヤンゴンだから速度は遅いのだが、そこでLINEをつないで、この景色を、共通の知り合いに送ろうとした。画像が大きくて、ヤンゴンの脆弱なWIFIではアップロードできなかったが。

でも音声はノイズ混じりながら通話できた。
ヤンゴンのバーからLINEで日本の友人へ。
日本時間0時ぐらいだが、友人も面白がっていただろう。音声は脆弱なWIFIですぐに途切れてしまったが。それもいい思い出かなと。


いい旅、というのはこういう出会いがある。
偶然見つけたバー。カフェ。レストラン。
前もって計画したんじゃ再現できない「偶然の喜び」がある。


わたしはまたヤンゴンへ来るだろう。
この眺めを見るために。
友人とまた乾杯するために。

See u next time!!

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2013年5月11日土曜日

「旅」についてのブログ開設

日ごろ、ちょっとポップな感じで書いている、
というより友達向けに書いている要素もあるブログ
『世界の始まりとハードボイルド』↓
http://blog.livedoor.jp/koji_roh/

そのわたし筆者ですが、
新企画というか、
旅に特化した意味で、
突然ですが新ブログ作りました。

――ON THE WAY、to freedom

もっとマニアック、というか、
ディープな旅行をつづれるブログにできればと思います。

2013年5月11日