2013年7月6日土曜日

1年ぶりに香港へ

久しぶりにライブ感のある旅の日記を書いてみたくなった。

このブログはすっかり忘れていたのだが、表に書くにはアングラ過ぎるたびの日記はこちらの書いてゆこうと再起!

さて、ここ最近はめっきり孤高の一人旅とは疎遠になっていた。

海外にはよく行くが、
誰かと一緒に、誰かと一緒のタイミングで旅をしていた。
仕事系な用事で、出張な旅が増えていた。

わたしが海外に行くきっかけでもあった、深い目的もない一人の放浪旅は、なぜかあまりやっていないことに気付く。日本で仕事して稼ぐ生活も悪くないのだが、孤高の一人旅が恋しくなり、わたしは2週間ほどの格安航空券で香港へ飛んだ。

中国東方航空。1年ぶりに乗る。


上海経由で7時間で香港に到着。
少し面倒だったが、香港往復3.5万と安いし中国東方もサービスレベルが上がっていて満足だった。成田で買った雑誌などを持ち込んで、優雅に機内の時間を。



 

いやあ、楽しい空の旅であった。
天気もいいし、香港到着前の眺めも絶景!



香港はあまり変わっていない。相変わらず狭い場所に高層ビルがひしめき、土地を最大限に利用している風土は散歩していても面白いかんじ。空港もWIFIなど設備が抜群。



バスで33HK$でチムサーチョイへ向かう。
さて、今夜はどこへ泊まろうか――。
本当は以前から気になっていた日本人宿ラッキーハウスのドミにでも一泊70HK$で宿泊してみようかと考えていたが、行ったことないし、早起きして飛行機に乗ったので疲れていたので、気ままに暮らせるシングルに泊まりたくなった。

そんなわけでチムサーチョイ、お馴染みの重慶マンションへ!


ライトアップされて、すっかり昔の混沌さやカオスさが来るたびになくなっている。
しかしバスを降りて入ったとたん、いかがわしいインド人アラブ人がホテルの勧誘をしてくるところは昔と何一つ変わらない。

この手の勧誘と値切り交渉は昔は好きだったが、最近は値切って口げんかするのが卑しいし面倒になってきたので、交渉はほどほどにというスタンスになった。

さて、重慶には行きつけというか、一泊150$(今のレートで2000円ほど)以下で泊まれるホテルを知っていたが、個人的にはインフレによる値上がりも心配だし、泊まったことのない場所に泊まりたい気もした。

いつもなら無視する客引きであるが、今日はなんか疲れていたので、インド人の客引きが一泊120HK$でシングルがあるというので、一緒にBの11階へ行くことに。

Kowloon Guest House って宿。
ぶっちゃけ小さくて少し信用面で不安。インドだし。
わたしのモットーはインド人は絶対に信用しない。
特に肌が黒く、饒舌であればあるほど胡散臭い。悪いやつが多い。
このキャッチの男は最初に120であると言ったが、あまりに狭いので、次に150の広い部屋を案内される。清潔さはインド宿なのでトイレとか微妙だが、この広さでWIFIも使えて150は悪くない。

「ヘイ、マイ・フリンド、今日は特別に150HK$でいいぜ」
ぶっちゃけここまで来て引き返すのが面倒になったので、OKする。

「本当に150でいいんだね?」
「ああ、OKだ。君はフリンドだからな」
インドなまりの英語なのでフレンドがフリンドに聞こえる。
そんなわけでパスポート見せてサインするが、その後、なんとTAXが2%かかるので合計で180HK$だと言われて憤慨!
「なんで? TAX2%なら153$だろ?180は高すぎる!」
「TAXは20%だ」
来たよ、インド人の詐欺的なぼったくり。
確かに香港人はサービス料を10%とかかかるが、TAX20%はどう考えても法外だ。インド鉛の英語で口論しているとさらにイライラしてくる。

「もういいや、キャンセルするよ」
「……OKOK、150でOKだ」
渋い顔をするインド人。なんだったんだ、20%のTAXってのは。
少し後味が悪いが、インド宿に一泊することに。まあ寝るだけだからいいや。WIFIも使えるし。でも極力今度はインド宿は利用しないようにしたいものだ。

でもやっぱり香港はホテル代が高いね。
大阪の西成の方が全然安いわ。円安の今は。


さて気分を変えるべく、
夕食とマッサージをするべくモンコックへ。



 

狭いながらも人が多いねー。
モンコックは相変わらず歩いているだけでもおしろい。
女人街が好きだ。
売っているものをみたり、本場の足ツボをしたり。
夕食は軽く、22HK$でラーメンを食べた。



まあまあかな。
でもマカオのカジノの食事の方がおいしいね。
明日は早々とマカオへ行こう。行きつけの宿もあるし、カジノで遊んで稼げるかもしれないし、カジノの食事が安くて美味しいのだ。

最近は$高なので香港ドルも高く、全般的に香港は現在、日本よりちょい安ぐらいの物価かな。

モンコックをぶらついて地下鉄で5HK$で重慶へ帰る。
昔とかわず、香港は地下鉄が便利だ。


さて、ちなみに、
今回はなぜ香港へ来たか――久しぶりに好きな都市を訪問したかったというのもあるが、エドワードスノーデンで話題の都市の現在を知りたかったというのもあるが、それ以上に保有している香港口座があり、そこに埋蔵金が埋めていて、その回収に来たのだ、ふふふ。

翌日、私はホテルを早々とチェックアウトし、銀行へ向かった。

つづく

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